◆自分にあった化粧品、ちゃんと選べていますか?
化粧品、と一言で言っても、世の中には星の数ほど商品があります。
その中から、本当に自分に合ったお気に入りの1本を探すのって大変ですよね。
今回は化粧品を選ぶときに失敗しないコツをお教えしちゃいます。
◆ブランドを変えるときは1品ずつ切り替える
いつもつかっているブランドから、違うブランドの化粧品に乗り換えるときは、一気にすべての商品を切り替えたりせず、1品ずつ切り替えていくのがおすすめです。
たとえば、ローション、ミルク、クリームのライン使いをしている場合は
まずはローションだけ新しいブランドに変えてみる、という方法です。
この方法なら、スキントラブルが出たときに原因が分かりやすいので安心です。
一度に色々なアイテムを変えてしまうと、何が原因でトラブルが出たのかわかりにくくなってしまいます。
同じように、洗顔フォームとクリームを同時に新しいものに変えたり、クレンジングとローションを一緒のタイミングで変えたりすると、いざトラブルが出たときにどちらのアイテムが原因なのかわかりません。
一度トラブルが出てしまうと、怖くてなかなかもう一度使うことができませんよね。
そうなると、せっかく買った洗顔フォームやクリームが、両方とも「ゴミ箱いき」なんてトホホな状態になってしまいます。
ライン使いをしていると、新しく違うブランドを使うときも、ついついすべて同じラインで揃えたくなりますが、ぐっとこらえて1品ずつ、ゆっくりと切り替えるようにしてみてください。
◆1ヵ月間の肌コンディション傾向を把握しておく
女性の場合は1ヵ月の間に肌のコンディションが大きく変わります。
生理前の2週間は、黄体ホルモンの影響で一時的に乾燥肌に傾いたり、その後皮脂量が増えてニキビができやすくなったりします。
逆に生理後の2週間は、卵胞ホルモンの分泌により肌の新陳代謝がよくなり、肌トラブルを起こしにくい状態になっています。
新しい化粧品を使うときは、なるべく肌の調子が良い生理後2週間に試してみるのがおすすめです。
生理前の時期に試して、もし新しい化粧品がお肌に合わなかった場合はトラブルも大きくなりがちです。
自分の肌コンディションを把握して、なるべく調子のよい時期に新しいものを試すようにしましょう。
◆肌タイプはあてにならない
自分は乾燥肌、脂性肌、混合肌など、自らの肌タイプについてほとんどの人がある程度把握しているかと思います。
しかし、実はその肌タイプ自体が、毎日のお手入れの影響によって変わってくるものなのです。
乾燥肌だと思って過剰な保湿をしていると、皮膚は自ら潤う力を失ってますます乾燥肌に傾いてしまいます。
また、脂性肌だと思ってさっぱり系の化粧品しか使っていないと、今度は保湿が足りずに皮脂が過剰分泌されてますます脂性肌に傾いてしまう、なんてことがあるのです。
もし、自分の肌タイプに悩んでいるのでしたら、まずは今使っている化粧品の量を調整みるのも一つの方法です。
どんどん乾燥肌になっている人は、あえて少しずつ使用量を減らしてみたり、脂性肌の人は少し使う量を増やしてみて、様子を見てみましょう。
それでもあまり変化がないようなら、使う化粧品のジャンルを変えてみるのも良いかもしれません。
乾燥肌でライン使い等をしている人は、使うアイテム数を削ってみたり、1品で完結できる多機能化粧品に切り替えてみるのも良いでしょう。
脂性肌の人は、ローションやジェルなどのさっぱり系のケアだけで終わらせずに、内側からもっちりとうるおいが続くように、少し保湿力をアップしてみるのも一つの方法です。
例えば、ローションしか使っていない人は、より保湿力のあるアイテムを追加したり、切り替えてみたりしてみるのも良いでしょう。
ジェルなどのさっぱり系の保湿ケアをしている人は、使う量を少し増やしてみたり、よりうるおい密閉力のあるクリームなどを少しプラスしてみる等の方法もあります。
化粧品選びは、なかなかコレ! というのに出会えないものです。
店頭でサンプルを触ってみても、いざ顔に使うと思っていたのと違う、なんてこともありますよね。
肌の調子が良い時期に、1品ずつ慎重に切り替えて、使用量も増やしたり減らしたり調整して、自分に合ったケアを見つけてください!